第57章インターネットは決して忘れない

「へえ、男どもを行列させるコツだけは心得てるんだな」シャーロットが電話を切り、さきほどの会話を思い返していると、ジェームズが不機嫌そうに吐き捨てた。

とりわけ腹立たしかったのは、シャーロットがアレックスのことを気にかけている点だった。再会して以来、シャーロットは何かにつけてジェームズに苛立っているように見える。ところがフランクやアレックスには、いつだってやたらと思いやり深い。その差が、ジェームズの嫉妬心に火をつけ、皮肉がいっそう尖っていった。

シャーロットはもうジェームズの物言いには慣れていて、何も感じなかった。むしろジェームズが苛立っているのを見ると、意外にも気分が晴れる。

「そうね。...

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